大人気の国民的RPGでもあるドラゴンクエストですが、通常のプレイとは違ったやり込みプレイをしている人達がいます。
その中でもドラゴンクエストはリアルタイムアタック(RTA)と呼ばれるプレイ方法が人気です。
ドラゴンクエスト5というドラゴンクエストシリーズのRPGがあります。
そのやりこみプレイの1つであるRTAにおいて新しい記録が誕生しました。
◆リアルタイムアタック(RTA)とは?
RTAとは、ゲームをスタートしてからクリアをするまでの実際の時間の短さを競うというプレイスタイルです。
もともとは、タイムアタックと呼ばれるゲーム内で表示されている時間をどれだけ短くプレイできるかというやり込みプレイでした。
タイムアタックで時間を短くするためには、セーブとリセットを繰り返し自分の理想とする結果を出していく事により時間を短縮していきます。
RTAは実際のプレイ時間を計測するため、良い結果が出るまでリセットとロードを繰り返す行動は最小限に抑える必要あるという違いがあります。
RTAにおいては運の要素が結果に大きく関わってきます。
しかし、運だけに頼るのではなく、運を当てにしないでどれだけタイムを短くしていくか、という工夫や練習などが行われており、ただのやり込みプレイではなくスポーツと同じなのです。
ニコニコ大百科(RTAとは?)
http://dic.nicovideo.jp/a/rta
◆ドラゴンクエスト5では約11ヶ月ぶりの記録更新
ドラゴンクエスト5の2016年10月23日に出た記録が4:54:26というタイムでした。
前回までの記録が4:54:32という事もあり6秒ほどの更新ですが、まだまだ更新する余地はあります。
RTAにおいてチャートづくりは非常に大事なもので、日々更新をし続けています。
RTAのプレイヤーにおいてチャートは個別化を図る上で大事ですが、タイムを極めていくためにはある程度は同じになっていきます。
最終的には、エンカウント運、最短距離での移動をどれだけ行えるか、戦闘による判断をどうするか、アイテムはどういうふうに入手するのかといった細かいところまで結果に反映していきます。
最速のチャートと同じように行動をしたとしても、敵の処理の判断や操作ミス1つで記録が変わっていくのです。
最近の流行りは、先にサンタローズの洞窟に行きメタルスライムを狩りつつ天空の剣を入手し、奇跡の剣は使わずに、まどろみの剣やドラゴンキラーで代用し、息子はほとんど使わないで魔神の鎧を装備したサンチョを最大限利用するというチャートです。
特に魔神の鎧とサンチョを使ったやり方が2014年ぐらいから誕生した事により爆発的にタイムが縮まっていきました。
ゲーム自体がクリアまでに5時間ぐらいかかる長いゲームなので、エンカウントやチャートの改変の余地がまだまだあり、これからもタイムが縮まっていきそうです。
プレイヤーの腕もどんどん上がっているので今後もRTAの世界からは目が離せません。
スクウェア・エニックス ドラゴンクエスト5公式ページ
http://www.jp.square-enix.com/dqsp/dq5/