これは、ある番組がホームレスのエリックさんに家をプレゼントするというサプライズ企画です。なぜこのような高額なプレゼントをすることになったのでしょう。
それは、前回、仕掛け人のホセインさんがエリックさんに1,000ドルの当たりくじをプレゼントした時のことです。1,000ドルもの大金を手にしたエリックさんのお金の使い道は、友達と分け合うことでした。この出来事はニュースやネット上で広まり、エリックさんの行動に感動した人々から「どうすればエリックさんに寄付ができるのか」という内容の問い合わせが殺到したそうです。
そこで、番組がネットでエリックさんに寄付ができるサイトを開設したところ、17日間で44,000ドルもの寄付金が集まったのです。この資金は、エリックさんの家の1年分の賃貸料、家具の購入、保険、被服、食費など、生活に必要な経費に当てられます。
サプライズのための準備は着々と進められ、空っぽの家に家具、食器、寝具などが次々にセットされます。そして、サプライズの当日、ホセインさんはエリックさんを呼び出します。すると、エリックさんから思いもよらない嬉しい情報が！なんと、職を手にしたと言うのです。
そこで、ホセインさんは「お祝いにディナーを食べに行こう」と持ちかけ、「その前に自宅に寄って忘れ物を取りに行きたいんだ」と伝えます。しかし、その自宅とは、エリックさんのために用意した家でした。ホセインさんは、「実はここは僕の家じゃなくて、君の家なんだ。」と打ち明けます。勿論、エリックさんは信用できるはずがなく「冗談でしょ？」と何度も返します。
そして、やっと真実を呑み込めたエリックさんに、この家が寄付をしてくれた人々からのプレゼントだということを伝えると、涙ながらに感謝の気持ちを伝えます。
空腹で寒さに凍える日もあったであろう生活が一転し、新しい家に自力で仕事までゲットしたエリックさんの新たな生活を応援したいですね！
