今や日本でもすっかり定着した感のあるハロウィン。
友達を集めて仮装してハロウィンパーティーをする、という人も少なくないでしょう。せっかくのハロウィンをもっと盛り上げてくれそうな、「最恐のスイーツ」を販売しているお店を紹介しましょう。
■日本のハロウィンの歴史
ヨーロッパの古代ケルト人が10月31日に行ったとされる収穫祭がハロウィンの起源ですが、現代風のハロウィンは、アメリカで民間行事として発達したものです。
日本人にとって、ハロウィンの風習は長く馴染みのないものでした。1970年代にはキディランド原宿店がハロウィン関連商品の取扱を始めていますが、日本でハロウィンが定着する直接のきっかけとなったのは、東京ディズニーランドが1997年10月31日に開催したイベント「ディズニー・ハッピー・ハロウィーン」でした。
このディズニーランドでのイベント開催の影響で、全国各地でハロウィン関連のイベントが開催されるようになってその知名度は徐々に上昇、2000年代後半に入り、菓子メーカーが関連商品を開発販売するようになり、SNSなどを通じて市場規模が拡大、現在に至ったとされています。
■「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」の本当の意味
ところで、ハロウィンと聞いてまず多くの人が思い起こすのが「トリック・オア・トリート」(Trick or Treat)」というフレーズではないでしょうか?
日本語では「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ」と翻訳することの多い言葉ですが、実際の意味は少々違うようです。
「Trick」は本来「騙す・困惑させる」という意味の単語、「Treat」は「おもてなし」を意味する言葉です。直訳するなら「困らされたくなかったらおもてなししろ」、という意味になり、「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ」とはだいぶ違ったニュアンスであることがわかります。
子どもたちにとっての「おもてなし」とは「お菓子を出す」ことです。そこから、直訳で「お菓子をくれなきゃイタズラ」というフレーズが生まれたのでしょう。
■迫力ありすぎ!! 『中西怪奇洋菓子工房』のホラーなスイーツ
スイーツとは切っても切れない関係にあるハロウィンパーティーですが、そんなパーティーを盛り上げてくれそうなスイーツを扱ったオンラインショップが『中西怪奇洋菓子工房』です。
http://mogitoru.com/
「指クッキー」「目玉チョコレート」「脳みそレアチーズケーキ」など、見るからに恐ろしいスイーツばかりが並びますが、中でも圧巻は「脳みそ目玉ケーキ」。ガトーショコラとチョコレートクリームで作った土台の上に「目玉」と「脳みそ」が乗っている、迫力満点のホラースイーツです。
今年のハロウィンパーティーをホラーなスイーツで盛り上げてみませんか?