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ローグ系のジャンルが定着した作品『不思議なダンジョン2風来のシレン』の誕生秘話

『不思議なダンジョン2風来のシレン』はスーパーファミコン用のゲームソフトで、弟切草やかまいたちの夜で有名なチュンソフトから発売されたゲームです。

ローグ系のゲームとして前作の『不思議なダンジョン トルネコの大冒険』がヒットし、ローグ系のゲームが日本でも成功すると確信し、本格的なローグ系のゲームとして風来のシレンが誕生しました。


◆前作のトルネコの大冒険からの進化

不思議なダンジョンシリーズは、トルネコの大冒険から始まり、チョコボやポケモン、ガンダムなどいろいろな不思議なダンジョンシリーズが登場してきました。

風来のシレンは、トルネコの大冒険とは異なり洋風だったゲーム背景から一転、和風の背景となっています。
食料であったパンはおにぎりに変更され、武器もカタナがメインの武器となっています。

ツボの登場やダンジョン内にお店が出現するなどのおなじみのシステムも風来のシレンが初登場のシステムになっています。
このシステムは、本家のトルネコの大冒険にも引き継がれており、他にも合成の壺によりアイテムを合成するなどの要素なども引き継がれています。

ローグ要素もトルネコの大冒険よりも強くなり、装備品を持ち帰る事はできるのですが、倉庫が無く、アイテムを保管する場所に置く事でしか保管ができなくなっています。
また、アイテムを持ち込めるのが、テーブルマウンテンのみなので、武器を持ち替える意味も薄くなっています。

クリア後に登場するダンジョンは、難易度が高くそれぞれのテーマに基づいたダンジョンになっています。
いろいろなテーマのダンジョンが登場するのは風来のシレンシリーズでは定番になっており、最初のシリーズでも武器が殆ど落ちておらずブフーの包丁という武器で戦い、モンスターの肉を使って進む食人のほこら、ワナを敵に掛ける事ができるようになる罠師の腕輪を使った攻略が必要になる掛け軸裏の洞窟、もっと不思議なダンジョンに当たる、フェイの最終問題の3つのテーマダンジョンがクリア後にプレイすることができるようになります。


◆トルネコの大冒険の次の作品だからこそ風来のシレンは受け入れられた

不思議なダンジョンの2作目として誕生した風来のシレンですが構想自体はすでに、1作目のトルネコの大冒険の時からありましたが、トルネコの大冒険がなければ風来のシレンの誕生はありえませんでした。

1作目のトルネコの大冒険は、ドラゴンクエスト4の仲間の一人であるトルネコが主人公で、自分の店を大きくするために不思議なダンジョンに潜ってアイテムを集めて売っていくことを目的としたゲームです。

トルネコの大冒険が発売されるまで、国内ではローグ系のゲームというものはあまり流行っておらず、発売しても遊んでもらえるかわかりませんでした。
そこで堀井雄二氏と交友があった中村氏が頼み込んで、トルネコというキャラクターをつかえるようになったことで、話題性を読んだのと、ユーザーの興味を引くことができました。

ユーザーの興味を持ってもらえるというだけではなく、トルネコを使ったことでゲームのシステムがどのようなものかを理解してもらえるようになりました。
ドラゴンクエストの世界観があることで、薬草を拾った場合、これは回復アイテムだ。
こんぼうよりも銅の剣のほうが強いんだ、いかづちの杖は敵にダメージを与える杖だ。
といったようにゲームに出てくるアイテムがどんな効果なのかをユーザーにわかりやすくするといった効果もありました。

トルネコの大冒険がヒットしたお陰で、ゲームのシステムをユーザーに知ってもらえることになり、そのおかげで、風来のシレンもユーザーに理解してもらえ大ヒットとなる作品となったのです。








2017/04/08 16:00  Copyrights(C)wowneta.jp

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