ニュースなどでも話題になっているヴァーチャルリアリティ、通称VR。
ゲーム業界でもVRに対する動きはあり、ソニーのプレイステーションVRが2016年の10月に発売されます。
このVRにはもう一つのハード大手、任天堂も関心があるようです。しかし、いくつか懸念すべき点があるのだとか。
■ゲーム業界の優等生が悩む課題。
それが長時間のプレイと、子供がプレイしている時に親が安心して見れるかどうか。
まず長時間のプレイですが、こちらはちょっとした記録があります。
2015年、アメリカ人の映画脚本家デレク・ウェスターマンさんが、25時間連続のVR空間に居続ける、というギネス記録に挑戦しました。
25時間後にVR空間から戻ってきたウェスターマンさんは、脳が混乱しており自分の部屋がVR空間に感じる、とのこと。
また記録への挑戦中にパニック状態を引き起こしていたりもします。
プレイするゲームの内容にもよるかもしれませんが、こういった問題が起こることは今後も注目されていくことでしょう。
■VRは個人空間?
子供のプレイについては、VRが個人的な空間であるということが指摘されています。
VRの世界はヘッドマウントディスプレイを装着している人限定なので、何をしているかは完全にその人しか分かりません。
新型ハードであるNXは、リビングの生活を変えていく、というWiiUと同じ挑戦を続けるということですし、任天堂がVRに参入するのはもう少し先になりそうです。