新桃太郎伝説は、ハドソンが発売した桃太郎伝説シリーズのスーパーファミコンで発売したゲームソフトです。
ハドソンの発売するゲームの桃太郎伝説や桃太郎電鉄などに登場するキャラクターは、昔話にかかわるキャラクター以外にも様々なキャラクターが登場します。
その一部のキャラクターには、元ネタの実在する人物が使われていたそうです。
◆ゲームを制作する仲間をキャラクターのモデルにした
新桃太郎伝説は、ハドソンが1993年に発売したスーパーファミコン向けのゲームです。
桃太郎伝説シリーズには、コミカルなギャグの敵が多く登場します。
きんのオニ、ぎんのオニ、パールのオニといったボスでも登場するオニは洗剤のブルーダイヤのCMで流れているキャンペーンの金銀パールプレゼントから来ていたりします。
このようなオニがたくさん登場する桃太郎伝説シリーズですが、福の神や貧乏神、天の邪鬼といったキャラクターには実在する人物がモデルになっているキャラクターです。
福の神は、ゲームライターで週刊少年ジャンプの読者コーナーのジャンプ放送局や桃太郎伝説の発案者や監督をやっていたさくまあきら氏がモデルになっています。
ほかにも貧乏神がジャンプ放送局に登場していた榎本一夫であったり、天の邪鬼のモデルが週刊少年ジャンプの編集者だった鳥嶋和彦がモデルだったりするそうです。
◆雪だるまのモデルは斉藤由貴で仲間にするためのアイテムは・・・
桃太郎伝説にも登場するユキだるまは、新桃太郎伝説にも登場し、風鈴というアイテムをもっていると仲間にすることができる。
戦闘ではランダムでいくつかの行動をとるというあまり役に立たないキャラクターですが、高レベルになると発動するようになる氷の刃だけはかなり強力。
もともとはゲームのキャラデザを担当していた土居孝幸が、斉藤由貴のファンだったことから登場させたとされている。
新桃太郎伝説では、仲間にするために必要なアイテムが風鈴というアイテムですが、これはもしかしたら、1991年や1993年に尾崎豊や川崎麻世といった男性と不倫をしていたといった報道があったための皮肉を込めて「ふうりん」というアイテムで仲間になるようにしたのかもしれませんね。