クロノトリガーはスクウェアが発売したスーパーファミコン用のゲームソフトです。
クロノトリガーはスクウェアから発売されたRPGですが、その開発には様々なゲーム会社のクリエイターが関わっていることで話題になったゲームです。
ファイナルファンタジーを担当していた坂口博信氏、ドラゴンクエストなどに関わっていた堀井雄二氏、ドラゴンボールの原作者でもある鳥山明氏などが参加していました。
◆時代を超えて未来を変える
クロノトリガーは、1995年にスクウェアから発売されたロールプレイングゲームです。
PlayStationにも1999年に移植され、その際にはゲーム内にムービーなどが追加されました。
その後は、ニンテンドーDSやバーチャルコンソールなどでもリメイク版が発売されました。
主人公はクロノという男の子で国の千年祭という祭りに参加した際にゲートとよばれる時空の歪に吸い込まれてしまい、それをきっかけに様々な次元を旅をしていくというストーリーです。
過去を変えることで未来に影響をするというシステムで、宝箱の中身に変化があったり、街の人に変化があるなど時代を移動することで変化があるという事で謎解きなどをクリアしていくゲームとなっています。
戦闘はコマンドRPGですが、様々なギミックがあり、特定の魔法を当てることで敵の弱点に変化があるなど従来のRPGとは違った戦闘を楽しめるというのが当時としては画期的でした。
しかし、初見で戦うボスなどは対策がわからないとかなり苦戦をするなど難易度も高い部分もあります。
◆伝説の3人のクリエイター
もともとは、鳥山明氏の描く世界観を表現するというゲームでしたが、その企画はボツになり、その後坂口博信氏によって再び企画が始動しました。
鳥山明は『Drスランプ』や『DRAGON BALL』などの漫画やドラゴンクエストのモンスターのイラストを手がけているほか、メカなどのデザインなども手がけています。
堀井雄二氏は、ドラゴンクエストのプロデューサーとしても知らられており、初期のシナリオなどを担当していました。
坂口博信氏は、ファイナルファンタジーシリーズに関わっており、システムやイベントのアイデアなどを考案をしていたりしていました。