『アイスクライマー』は任天堂から発売されたファミリーコンピューター向けの縦スクロールアクションゲームです。
『アイスクライマー』は、縦のスクロールアクションという特殊なジャンルでもありますが、それ以外にも様々な謎の部分が多いゲームです。
◆2人での協力も対戦も自由に遊ぶことが可能
『アイスクライマー』は1985年に任天堂から発売されたファミリーコンピューター向けの縦スクロールアクションゲームです。
ディスクシステムの書き換えや、アーケードのVSアイスクライマーなどでリメイクがされており、WiiやWiiUなどのバーチャルコンソールで配信されているほか、ニンテンドークラシックミニファミリーコンピューターにも収録されています。
プレイキャラクターはエスキモーと呼ばれている青と赤い服を着たキャラクターで、青い服が男の子のポポ、赤い服が女の子のナナという名前です。
スマッシュブラザーズなどにも登場しており、2人で協力して行うジャンプやハンマーによるアクションなどが再現されています。
スマッシュブラザースのDXとXには登場していましたが、3DSやWiiU版で発売されたものには登場しておらず、その理由として、スマッシュブラザーズに関わっている桜井政博氏は、ニンテンドー3DSの性能ではアイスクラーマーの2人の動きが再現できなかったとしています。
山をひたすら昇っていくというシンプルなルールで、2人プレイ時には競争をして山を登る事もできますが、時にはお互いの足を引っ張りつつプレイしたりなど様々なプレイが可能で、これは説明書にも書いてあるようで、公式に想定している遊び方だそうです。
◆人気もあるが謎も多いゲーム
ニンテンドークラシックなどでリメイクがされ、スマッシュブラザーズにも登場するなど人気があるアイスクライマーですが、ゲームのストーリーやキャラクターに関しては謎が多い。
登場するキャラクターのポポとナナはパパとママのように覚えやすいように名前が付けられてたそうですが、2人の関係性というのは謎で、スマッシュブラザーズで閲覧が出来たキャラクターの設定においても「幼馴染的な男女であり、恋人ではないが友達以上には仲良しだ!たぶん。」など非常に曖昧な設定である。
また、山を登っている理由も不明で何故登っているのかもわからず、登場する敵キャラもアザラシやシロクマ、コンドルといったあまり山に関係が無い敵キャラなども登場してきます。
ボーナスステージでは野菜を取って点数を増やすなど、意味がわからず謎の部分も多いゲームでした。