『ファイアーエムブレム紋章の謎』はスーパーファミコンで発売されたゲームソフトです。
ファイアーエムブレムシリーズは、ユニットに話かけることで敵軍から味方の軍へと引き抜いたりし仲間にすることができます。
1つの章の時間は結構長いのですが、ゲームの途中でセーブができない、キャラクターが死んだら簡単には蘇らないなど、難易度の高い部分があります。
このような、敵軍から味方に寝返ったりする部分や、安易にリセットができないという部分はあるテーマがあるからでした。
◆ファミコンから発売された暗黒竜と光の剣の続編にあたる作品
『ファイアーエムブレム紋章の謎』は、任天堂から発売されたスーパーファミコン向けのシミュレーションゲームです。
ファミコンから発売された『ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣』の続編にあたる作品で、暗黒竜と光の剣を簡略化させたものを『第1部暗黒戦争編』、その後の話として新規のストーリーを『第2部英雄戦争編』として収録がされている。
暗黒竜と光の剣は、簡略化されているためリフやダロスなど一部のキャラクターが仲間にならなかったり、なくなってしまったマップやアイテムなどもある反面、アーマーナイトがクラスチェンジでジェネラルになることができるようになったり、ソシアルナイトやペガサスナイトなどの騎乗ユニットが、城などではナイトという徒歩ユニットになってしまうなど難易度の調整もされています。
◆キャラクターの支援や寝返りで仲間になるユニット、ゲーム中にセーブがしにくいなどに共通したテーマとは
ファイアーエムブレムは、ユニットで敵キャラを説得をして仲間に寝返らせたり、一度死んだユニットは蘇らない、マップの途中ではセーブが出来ないなど他のゲームにはあまりなかったシステムを採用していました。
会話をすることで仲間に寝返ったり、特定の味方同士で支援効果があるなどは愛がテーマとなっており、敵と味方に分かれて戦ってはいるが、仕方がなく敵軍に参加しているものや、兄弟同士で敵味方に分かれてしまっているなどの戦っている人にはそれぞれ事情があるという部分を説得により味方に引き入れることができる部分などが愛というテーマになっている部分のひとつです。
特に2部の17章グラの落日という章では、シーマというグラの王女が、グラの兵を殺すと脅されて仕方がなく戦わされていますが、グラの兵以外の敵をすべて倒した状態で、特定のキャラで話かけることで仲間にすることができるというかなり特殊な条件があります。
リセットがしにくい、キャラクターが死んだら生き返らないという部分も、キャラクターも生きているから大事にしなければならないといった理由だそうです。