『パネルでポン』は任天堂から発売されたパズルゲームです。
パネルでポンはパズルゲームとしてはかなり売れていたほうで、ゲーム会社からもかなり評判がよかったのですが、開発スタッフはもっと売れていたはずと語っているそうです。
◆アクティブなパズルゲーム
パネルでポンは1995年に任天堂から発売されているスーパーファミコン向けのアクションパズルゲームで、WiiやWiiUのバーチャルコンソールで配信されているほか、ニンテンドークラシックミニスーパーファミコンにも収録されています。
基本はパネルでポンですが、コラボ作品として『ヨッシーのパネポン』、『ポケモンでパネポン』などもあり、ゲームボーイアドバンスでは『ドクターマリオ&パネポン』としてドクターマリオとパネルでポンの2つのゲームソフトが収録されているものが発売されています。
パズルゲームの中でもアクションパズルというジャンルに分類されているゲームで、落ちてくるパネルを操作するという落ち物パズルの要素も含んでいます。
同じ柄を3つ以上揃えるとパネルが消えるというもので、消えたパネルが落ちた際に下にあるパネルと揃うと消えるという連鎖システムもある。
パネルでポンの最大の特徴になっているのが連鎖中のパネルの入れ替えで、連鎖の最中に落下するパネルを予想して下のパネルを入れ替えることで連鎖を発生させることができるという点です。
◆パネポンが面白いかどうかは連鎖が出来るかどうか
パネポンはパズルゲームとしてはかなり売れたほうなのですが、開発スタッフはもっと売れていたはずと思っているそうです。
パズルゲームというジャンルのゲームはあまり売れていないほうのジャンルなので、その中では売れている方という評価なのですが、宣伝期間が短かったことや、同じ発売日に『ぷよぷよ通』があったことや前後に『天地創造』、『ドラゴンクエスト6』、『タクティクスオウガ』などがあったことが原因だった事と、アーケードで稼働できなかった事が大きいと語っています。
パズルゲームの面白さというのは雑誌などの誌面では伝えきれず、上手い人のプレイを見ることでこのゲームはこういうことができるんだ!という部分が人気が出る要素であるため、アーケードのように他の人のプレイを見ることができなかったため、連鎖のやり方などがわからないひとがいたため、ゲームとしての面白さが伝えきれなかったとしています。
現在では、動画サイトなどもあるので、他の人のプレイなどを見ることができるため、人気が出せるコンテンツのひとつになっています。