スーパードンキーコングは任天堂が発売しているアクションゲームです。
ドンキーコングは、任天堂の宮本氏が制作したゲームで、多くのユーザーに影響を与えたゲームです。
宮本氏はドンキーコング以外にもリンクやマリオなど様々なキャラクターが登場するゲームに関わっています。
スーパードンキーコングは、様々なキャラクターを生み出している宮本氏にイギリスのレア社の会長との出会いが、生まれたきっかけになったそうです。
◆こんなにタルを使うゲームは今までなかった!様々なタルのアクションができるスーパードンキーコング
『スーパードンキーコング』は1994年に任天堂から発売されているスーパーファミコン向けのアクションゲームです。
スーパーファミコン以外には、ゲームボーイやゲームボーイアドバンスなどでリメイクが発売されています。
ゲームの主人公はドンキーとディディーの2人のコング達。
ドンキーの家の留守番をディクシーにまかせて出かけている間に、クレムリン軍という悪い集団がドンキーの家にあるバナナの倉庫を襲撃してきて、バナナは奪われ、応戦したディディーは囚われてしまいタルに詰められてジャングルに捨てられてしまいます。
バナナをクレムリン軍に盗まれた事にきがついたドンキーは、バナナとディディーを助けるために冒険にでていくというストーリーです。
ゲームは横スクロールのアクションゲームで、敵を倒したり避けたりしながらステージにあるゴールを目指すという基本的な横スクロールのアクションゲームになっています。
特徴的なのがドンキーとディディーの2匹を使い分けながら攻略をしていくというもので、ドンキーは強力な攻撃や隠されたバナナを見つけ出すことができ、ディディーは素早い動きとジャンプが高いといった特徴があります。
タルを使ったアクションが多く、中にはいって大砲のように飛び出していったり、タル自体がバクダンになっているTNTバレル、投げても壊れず壁にも反射する鉄製のタルなどもある。
このような様々なタルをつかってゲームを攻略していく。
◆3Dのドンキーコングが作れたは、レア社の高い技術のおかげ
スーパードンキーコングを発売しているのは任天堂ですが、ゲームを開発したのはイギリスのレア社という会社が作っています。
レア社の会社の社長が任天堂の宮本氏のもとに訪れて「マリオやゼルダなどのゲームをつくっているから、もうドンキーコングは作れないんじゃないか?ウチでドンキーコングを作らせてくれないか?」と言ってきたそうで、その申し出に対して宮本氏は「出来がよければいいよ」と承諾しました。
そして、レア社が持ってきたサンプルがCGを使ってきたモデルでした。
これがレア社のつくったゲームの第一弾なのですが、CGモデリングで動きもダイナミックに動くすばらしいもので、会社の技術スタッフは自前で開発ツールなども作ることができる優秀なスタッフでした。
さらに任天堂のゲームを研究しており、任天堂らしさが出ているゲームをつくってくれたそうです。
宮本氏がスーパードンキーコングにまったく関わっていないかというとそういうわけではなく、キャラクターデザインなどの指示をしていたそうです。
ドンキーコングに眉毛を付けて欲しいと頼んだのですが、3Dでそれを表現するのが難しかったそうで、結果的にドンキーコングの目の周りを黒くするということで落ち着いたそうです。