スーパーマリオRPGは任天堂とスクウェアが共同制作したアクションRPGです。
マリオシリーズは、アクションゲームとして発売していましたが、RPGという別のジャンルになって発売されたのがスーパーマリオRPGで、共同制作がファイナルファンタジーシリーズやサガシリーズなどのRPGを手がけるスクウェアでした。
◆あのマリオがRPGになった
『スーパーマリオRPG』は、1996年に任天堂とスクウェアが共同開発し任天堂が発売したスーパーファミコン向けのアクションRPGで、WiiやWiiUのバーチャルコンソールなどでも配信されており、ニンテンドークラシックミニスーパーファミコンにも収録されています。
マリオシリーズとしては初のRPGというジャンルのゲームで、マリオの世界観の中でマリオが行うアクションを使ったRPGとなっており普通のRPGとは違うコミカルな要素もふくまれております。
例えば、スターを入手するとマリオは無敵になりますが、スーパーマリオRPGでは無敵になることで敵にぶつかることで戦闘に勝利したことになりコインと経験値が入手できるという仕様になっていた。
◆常識をくつがえす作品
マリオがRPGになるというだけでも常識を覆す作品になっているのですが、戦闘ではマリオがグーで敵を殴って倒すというもので、いままでジャンプで敵を踏んだり、ファイアーボールで攻撃するというものだったので、かなりの衝撃でした。
それだけではなく、クッパがマリオと協力をして戦うことや、ピーチやクッパが喋ったことによりピーチやクッパがどんな性格なのかがハッキリと設定付けられました。
その後は他の作品でも、マリオRPGで付けられた性格などがそのままの設定になっています。
スクウェアはマリオ以外にもキングダムハーツでもディズニーのキャラクターを戦わせており、開発スタッフの坂口氏はそういった戦わなかったキャラクターを戦わせるのは禁断の果実を食べるみたいな快感があるよねと語っていました。
