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F-ZEROは、悔しさをバネに産まれたゲームだった

『F-ZERO』は任天堂から発売されたスーパーファミコン用のレースゲームです。
F-ZEROシリーズとして、ほかのハードなどからも発売されている人気のシリーズです。

『F-ZERO』は、スーパーファミコンのローンチタイトルとして発売されました。
圧倒的なスピード感で、コースを疾走するレースゲームとして話題になりましたが、『F-ZERO』が生まれるまでには『ファミコングランプリF1レース』という別のゲームが大きく関わっています。


◆ファミコンではできなかったスピード感を作り出すことに成功した

『F-ZERO』は1990年に発売されたスーパーファミコン用のレースゲームです。

舞台は近未来を舞台にしており、20世紀に流行っていたF-1というレースを復活させて競い合うというのがF-ZEROの始まりになります。
様々な星からの参加者が登場し、コースも通常のコースとは異なり、空中であったらジャンプ台など様々なアクロバティックなステージや壁が無く、コースアウトをしまくるという難易度の高いステージなどもあります。

スピード感を出すことができたのは、スーパーファミコンの描写モードのなかにあった背景の拡大を拡縮、回転という機能を利用して、画面の一部を回転させつつ遠景にすることで、スピード感を作り出しています。


◆F-ZEROが産まれたきっかけ

『F-ZERO』が産まれたきっかけには『ファミコングランプリF1レース』というゲームが関係しています。
アメリカの任天堂スタッフのもとにゲームを見せに行く際に『ファミコングランプリF1レース』を見せたところ、アメリカのスタッフに、こんなのはレースゲームではない、レーシングカーは格好いいものなんだなどと言われてしまったそうで、それにカチンときた日本のスタッフが格好いいものを作ってやると思ったのがキッカケだったそうです。

そこで渡米していた時に流行っていたバットマンの映画からヒントを経て、F-ZEROのキャラクターや世界観がつくられていったそうです。

スーパーファミコンの描写機能をつかい、スピード感のある描写は可能になっていましたが、タイヤの存在にかなり苦戦をさせられていました。
クルマが曲がる際にタイヤを曲げる必要があったのですが、タイヤを曲げるということが技術的にも難しく、曲げる際にはクルマ自体のドットを描く量が増えてしまうということの対策として、クルマにタイヤを付けないという結果になりました。

舞台が近未来なので、クルマにタイヤが無く、浮いていても問題は無いという理由のほかにも、高速で移動する背景の建物を、立体的に表現するというのが難しく、街の上にコースがあり、そこを走っていることにすれば建物を描写しなくてもいいということで、近未来という世界観になっていったそうです。







2018/01/11 10:00  Copyrights(C)wowneta.jp

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