『勇者死す。』は、PlayStationVitaから発売されたロールプレイングゲームです。
『勇者死す。』は、PlayStation Vitaから発売されていますが、その前には携帯電話向けのアプリとして配信がされていました。Vita版はそのリメイクとなる作品で、より遊びやすいようになっています。
シナリオライターには、桝田省治氏を採用しており、その発言が話題にもなりました。
◆葬式を見るのが目的という変わったゲーム
『勇者死す。』は、携帯電話のアプリ版はジー・モード、PlayStation Vita版は日本一ソフトウェアが発売をしているロールプレイングゲームです。
アプリ版は、2007年から2012年まで配信がされていましたが、現在は終了しているそうです。
PlayStation Vita版は、2016年にリメイク版として発売されました。
ゲームシステムとストーリーは中々斬新なシステムで、勇者は5日間しか生きることができないというもので、その5日間をどう過ごすかでエンディングが変わるマルチエンディングになっています。
日数が経過すると、勇者はどんどんと衰弱していき、ステータスが下がり、魔法も忘れ、最終的には雑魚モンスターとの戦いに勝つ事も困難になっていきます。
そして6日目には勇者の葬式が行われることになるのだが、その5日間の行動によって葬式に訪れる人物が変化したり、参列者が数字として表示されたり、勇者がいなくなった後の世界がどうなったのか語られます。
シナリオライターには桝田省治氏、音楽には伊藤賢治、キャラデザには山下しゅんやなど、有名なクリエイターなどが採用されています。
◆シナリオライターみずから評価を下げる結果になってしまった
桝田省治氏は、いろいろなゲームのシナリオや演出を手がけているゲームデザイナーです。
しかし、その発言や行動などが批判の的になっている人物でもあります。
『勇者死す。』では、ゲームのシナリオを担当していますが、エンディングには疑問があるという人も多く、プレイしたユーザーのTwitterの発言に対して、プレイヤーを煽るような発言を行ったり、自分自ら作品の評判を落とすような発言をしてしまいました。
PlayStation Vita版では、アプリ版をそのまま遊びやすく移植をしただけなので、トロフィーなどのやりこみ要素はありますが、全体的な内容は薄く、1周をプレイするには2時間~3時間程度でクリアできる内容になっています。
手頃に遊びたいという人は、体験版が配布されており、丸々1周分遊ぶことができるのでプレイをしてみてはいかがでしょうか?