メタルギアソリッド4は、コナミから発売されたプレイステーション3用のゲームソフトです。
小島監督は、インタビューでメタリギアソリッド4は実際にやりたかった事の10分の1ぐらいしかできなかったと答えています。その真相とは?
◆メタルギアソリッドの完結編
メタルギアソリッド4は、コナミから2008年にプレイステーション3用に発売されたゲームです。
メタルギアシリーズとしては、ソリッド・スネークが活躍す最後の作品となり、完結編という扱いで発売がされました。
ストーリーは、愛国者達の調査を進めていたが、ソリッド・スネークは、クローン技術により生まれたため、肉体が老化し、突然の発作などに苦しめられるようになっていた。
そこで、アウターヘブンを統率しており、大規模な軍事クーデーターを目論むリキッド・オセロットを暗殺する任務を受ける。
ゲームシステムは、スニーキングはカモフラージュ率など3にもあったシステムが使われているが、ゴミ箱やロッカーなど隠れられる場所が少ないためやりにくくなっています。
そのため、制服を入手して相手の隊に潜り込んだり、風景に溶け込むといった方法を使うことが出来るようになっています。
また、武器の購入というシステムが登場し、現地での武器の入手だけではなく、購入することが可能になっています。
◆プレイステーション3では、やりたかった事の10分の1しかできなかった理由
小島監督が率いる小島プロダクションではプレイステーション3の性能について、かなりの性能を期待しており、東京ゲームショーでプレイステーション3のゲームエンジンを見た際にいろいろな事ができるとスタッフと計画を立てていました。
しかし、実際にゲームを開発するとCPUなどの問題などにより、かなり制限が行われてしまうという事がわかりました。
ゲームシステムの面では、やりたい事はある程度出来たとしており隠密行動により潜入しても良いし、敵を殲滅するような戦いをすることができるといった選択ができるようになっていました。
しかし、グラフィック面では当初の目標には及ばず、マップが狭くなってしまったり、モーションがもう少し滑らかにするモーションブレンディングをもっとしたかったとインタビューで答えています。
これは、プレイステーション3の批判ではなく、自分がプレイステーション3のスペックを把握していなかっただけで、皮算用や机上の空論だったためとしています。
http://www.konami.jp/mgs4/jp/