メタルギアソリッド2は、コナミから発売されたメタルギアシリーズの4作目の作品です。
メタルギアソリッド2では、主人公がソリッド・スネークから、雷電というキャラクターに変更されています。
突然の主人公の交代で戸惑ったユーザーも多かったですが、その理由となっているのが、意外な理由と小島監督らしい理由がありました。
◆グラフィックは更にリアルになり、ムービー中とプレイとの差が無くなってきました
メタルギアソリッド2は、コナミからプレイステーション2で発売されたゲームです。
XboxやPS3のアーカイブなどでも配信が行われており、VitaやWindowsからでもプレイが可能です。
前作のメタルギアソリッドから、ハードがプレイステーション2に変更された事から、グラフィックが大幅に向上しており、ゲーム内でのプレイスタイルも変更されています。
特に、麻酔銃の登場により相手を遠距離から眠らせる事が可能になり、いかに相手を殺害せずにゲームをすすめることが出来るのかというのも、ゲームをクリアした際の評価にも繋がっています。
ストーリーは、メタルギアソリッドから2年後の話から始まるタンカー編と、さらにその2年後から始まる海上プラント編があります。
タンカー編では、ソリッド・スネークを操作し、プラント編では雷電というキャラクターを操作していきます。
タンカー編では、シャドー・モセス島以降、メタルギアの亜種が誕生しており、新型のメタルギアRAYが輸送されるという情報により、そのタンカーに単独潜入をします。
プラント編では、海上除染施設であるビッグシェルが「サンズ・オブ・リバティ」という組織によって占領されてしまい、その視察に訪れていたアメリカ大統領を救出することと、テロリストの武装解除を目的として潜入捜査を行っていきます。
◆主人公が、ソリッドスネークから雷電に変更された理由
今までのメタルギアシリーズでは、主人公がソリッド・スネークというキャラクターでした。
メタルギアソリッド2では、主人公は雷電というキャラクターに変更されています。
ゲームの発売の1週間前にこの情報は解禁され、主人公がスネークだと思っていたユーザーは衝撃を受けました。
主人公が変更された理由として、小島監督は若い女性を新たにファン層として取り込みたかったと話しています。
女性のモニターに、おじさんばっかり出てくるゲームなどと言われたためとしているが、これは小島監督ならではの冗談であり、真意としては過去にFOXHOUNDの部隊として活動をしており、様々な組織などを壊滅されている歴戦の兵士であるスネークが、毎回、チュートリアルみたいな事をやらされるのはおかしいとしており、今回は新兵である雷電を主人公としたとされています。
その後のメタルギアソリッドシリーズでは、3では新しい武装などが登場した事と、主人公がソリッドスネークではないことでチュートリアルが行われていたり、4では、病気の影響で老化していたため操作の確認をされたり、5では、大怪我をして入院をしていたという理由で、チュートリアルを行う事になっています。
http://www.konami.jp/gs/game/mgs2/japanese/index_2.html