バイオハザード6は、バイオハザードシリーズのひとつです。
バイオハザード6はテーマとして群集劇というテーマが設けられており、今までのバイオハザードシリーズに登場したクリス・レッドフィールドやレオン・S・ケネディ、シェリー・バーキン、エイダ・ウォンなど過去の作品に登場したキャラクターを主人公とした4つのストーリーで構成されているボリュームのある作品になっています。
◆新たなウィルスにより再びゾンビがバイオハザードに登場
バイオハザード6は、カプコンから発売されたプレイステーション3とXbox360用のホラーアクションアドベンチャーゲームです。
プレイステーション4とXboxOneにも移植がされ、全世界で670万本もの大ヒット作品になりました。
バイオハザード5と同じくCOOPシステムを採用しており、オンライン時では2人で遊ぶことができ、オフライン時はパートナーはAIが操作を行います。
また、クリア後の特典として対戦や、自分自身がゾンビとなってプレイ中のプレイヤーに襲いかかることができるモードなどもありました。
システムとしては、体術とスキルシステムが新しく登場しました。
バイオハザード4から攻撃時に体術をすることが出来るようにはなっていましたが、今作では、通常時でも体術による攻撃が可能で、状況に応じた体術が繰り出せるようになっています。
例えば、ゾンビを壁などに叩きつけるといった派手な体術を行うことができます。
しかし、それに伴い銃の弾の数が減少し、体術をうまく使いこなさないと先に進むのは難しい難易度になっています。
スキルシステムは、バイオハザードリベレーションなどにあったスキルを付け替えることで強化が可能というシステムで、弾薬が入手しやすくなったり、特定の武器の攻撃力が増加するなど、カスタマイズが可能になっていました。
ストーリーは、ラクーンシティの事件から15年後の中国が舞台となっており、Cウィルスという新しいウィルスによってゾンビが発生する事件が起こっています。
この事件をベースに、それぞれの主人公たちがそれぞれのストーリーを展開していきますが、お互いの主人公たちに影響しあうというクロスプレイを採用しています。
◆シリーズ最大のボリュームのストーリー
バイオハザードシリーズの中でも最大のボリュームを誇るバイオハザード6は、3人の主人公によるそれぞれのストーリー展開があるゲームです。
バイオハザード2の時のような、このストーリーの裏ではこんな事になっていた、というクロスプレイを採用しておりますが、それぞれのストーリーは独立しており、内容もかなり濃いものとなっています。
クリス編では、主人公がクリス、パートナーがピアーズというBSAA隊員となっています。
BSAAとして中国のランシャンへと向かうクリスとピアーズたちBSAAと共にバイオテロの原因と犯人を突き止めていきます。
レオン編では、主人公はレオン、パートナーはヘレナという女性の同僚がパートナーとなります。
ラクーンシティで起こった事件の真相を公表するため、大統領とその護衛としてやってきたレオンでしたが、その公表のための会場でバイオテロが発生してしまい、大統領はゾンビとなってしまいます。止む無く大統領を射殺したレオンでした。
バイオテロを起こした犯人だと名乗り出る同僚のヘレナに動揺をしつつ彼女のいう真実は教会にあるという言葉を信じて、彼女と一緒に行動していくというストーリーとなっている。
ジェイク編では、主人公にはジェイク、パートナーはシェリー・バーキンとなっています。
ジェイクは、ウェスカーの血を受け継ぐ息子のような存在で、現在は反政府軍の傭兵として雇われていました。そんな中で戦いに疲れた傭兵達に栄養剤としてクスリが投与されますが、それによって傭兵達は、異形の姿となっていく。
しかし、ジェイクは姿が変化せず、襲ってくる異形の傭兵たちを体術によって排除していきました。
そこに合衆国のエージェントとなったシェリーバーキンが現れ、栄養剤を打ったかどうかと訪ね、ジェイクは打ったが変化はなかったと伝えます。
シェリーは、ジェイクにウィルスに対する抗体があると確信し、ジェイクに血がほしいと伝えます。
レオンとクリスは顔見知りではあるが、クリスはバイオテロの犯人をエイダだと思っており、それをかばうレオンと敵対する場面があったり、ウェスカーの息子とされているジェイクとクリスが対立し、俺が親父を殺したという場面などもあり、それぞれのストーリーが交差しています。
更に追加されるエイダ編では、自分自身の姿を模したもう一人のエイダを追い詰めていく、というストーリーも加わり、さらに物語は交差していくことになります。
http://www.capcom.co.jp/bio_series/biohazard6.html