バイオハザード5は、カプコンが発売しているバイオハザードシリーズのひとつです。
バイオハザード5は、COOPという協力プレイが可能なバイオハザードで、バイオハザード6やほかのバイオハザードシリーズでも採用されている作品があります。
この、協力プレイにはアウトブレイクのようなオンライン要素意外にもオンラインでは無い時のAIの動きというものにもこだわりなどを行っていました。
◆最も売れたバイオハザードシリーズ
バイオハザード5は、2009年にカプコンがプレイステーション3.Xbox360用に発売をしたホラーアクションアドベンチャーゲームです。
主人公は、初代バイオハザードやバイオハザード:コードベロニカで登場したクリス・レッドフィールドとBSAA隊員のシェバ・アローマをプレイキャラクターとして捜査していきます。
COOPというオンラインで他のプレイヤーが、片方のキャラクターを操作しながら協力をしてゲームを進めていくプレイが可能で、オフライン時には片方はNPCとなり、AIが判断をして助けてくれるというシステムとなっています。
また、オフライン時でもコントローラーが2つあれば1つの画面で2人同時にプレイをすることができました。
ストーリーの舞台となっているのは、アフリカ西武のキジュジュ地域で、ラクーンシティで発生した、アンブレラの事件から11年後が舞台になっています。
アンブレラ事件の後に開発されていた生物兵器は、テロリスト達の手に渡り悪用されていましたが、それに対抗する組織としてBSAAが組織され、クリスレッドフィールドもBSAAのエージェントとなり、アフリカにやってきます。
◆協力プレイの試みは前からあったが、ようやく本格的に実現できた
バイオハザードシリーズでは、プレイステーション2の時にあったインターネットに接続をするBBユニットなどを利用することでオンラインプレイが可能なバイオハザードアウトブレイクですでに協力プレイは行っていましたが、プレイステーション3の時ほどオンライン環境が整ってない事などが原因であまり普及しない作品でした。
バイオハザード5では、オンライン環境が整ってきている事などで、本格的にオンライン要素を取り入れてゲームを作成していきました。
特にこだわりがあったのが、2人で1人という部分で、片方の協力がなければゲームを進めることができない事や、片方が死んでしまうとゲームオーバーになってしまうという部分にこだわって開発を行っていました。
また、協力プレイを強制するという形ではなくそれぞれが好きに動くという部分もこだわっていました。
強制することで、一緒にゲームを遊んでいるという感覚が無くなってしまうと考え、別々に行動しながら、時には助け合うというシステムにいきついたそうです。
オンライン環境がない人や、一人で遊びたい場合にも楽しんでもらえるようにAIの開発にも力を入れていました。
パートナーのAIが頭の悪い動きをしてしまうと、そのイライラによってゲームの進行の妨げになると考えており、このAI開発には人間の考えと同等の考えをもってくれるような完成度を目指したそうです。
http://www.capcom.co.jp/bio_series/bio5.html