バイオハザード4は、人気のバイオハザードシリーズの6作目となる作品で、バイオハザード2の主人公であったレオン・S・ケネディを主人公としたゲームです。
バイオハザード4は、様々なハードに移植をされ、累計では700万本を売り上げるゲームとなりました。
しかし、その開発には何度も開発をやり直すなど様々な出来事がありました。
◆新しいバイオハザードの始まり
バイオハザード4は、2005年にカプコンがニンテンドーゲームキューブから発売したホラーアクションアドベンチャーゲームです。
プレイステーション2やWii、PS3、PS4、Xbox360、XboxOneなどに移植をされた作品で、累計で700万本以上の売上本数を誇る人気タイトルのひとつです。
舞台はラクーンシティの事件から6年後のヨーロッパが舞台となっており、バイオハザード2の主人公であったレオンが、アメリカ合衆国のエージェントとして訓練を受けて初の任務として大統領の娘であるアシュリーを護衛する任務に就く予定でしたが、そのアシュリーが何者かに誘拐されてしまい、その捜査としてヨーロッパの辺境の村に行くところから始まります。
ゲームのシステムが大幅に変更されている事もあり、カメラワークがビハインドカメラという主人公の背中から撮影する方法が取り入れられ、敵の頭部を狙うなどのエイミングによる射撃が出来るようになりました。
また、敵を倒すことで、お金や銃の弾薬、回復アイテムなどを入手できるようになったため、敵との戦闘を回避するというよりも、敵を倒しながら進むというゲームプレイになっています。
◆バイオハザード4に関する出来事
人気タイトルの一つとなっているバイオハザード4ですが、ファンの中には、大幅なシステム変更などに伴いバイオハザードではないと感じ、ファンが離れていったという出来事もあります。
バイオハザード4として開発が進められていたものはいくつかありますが、当時は船の中で感染するというバイオハザード3で作られていたベースでしたが、会社の意向で、それをバイオハザード4として開発を進めることになりました。
それも会社の意向によって路線変更を余儀なくされ、その作品はデビルメイクライと名前を変えて発売がされることとなりました。
また、ハードの面でも問題が多くなっており、ゲーム史における大きな問題ともなっています。
バイオハザードの1をリメイクした作品やバイオハザード0をゲームキューブから発売しており、開発スタッフは新作はゲームキューブで作り、他のハードから発売されたら切腹をするなどといった発言をしていたが、その後のカプコンの不動産事業が失敗などもあり、ガンサバイバーやアウトブレイクなどの派生作品が次々と発売され、バイオハザード4の発売の直前に、プレイステーション2での発売が発表されるという事となりました。
これにより、カプコン側は開発スタッフが勝手にやったことと切り捨てるという事件となり、ファンを裏切るという事になりました。
結果的に様々なハードで発売がされ、世界で700万本を売り上げるゲームになりますが、発売に関しては、ファンを裏切るという部分があったのです。
http://www.capcom.co.jp/bioDL/4/ja/