バイオハザード3は、1999年に発売されたバイオハザードの3作目となる作品です。
バイオハザードシリーズの3作目となる『バイオハザード3』では敵を回避するアクション要素や、追跡者と呼ばれる逃げても追いかけてくる敵が追加されたり、選択肢によって、状況が変わるライブセレクションなど様々な要素が追加されていました。
◆前作のラクーンシティの事件の裏側を舞台にした作品
バイオハザード3は、1999年にカプコンがプレイステーション用のゲームソフトとして、発売した、ホラーアクションアドベンチャーゲームです。
プレイステーションで発売されたあとも、ゲームアーカイブスやニンテンドーゲームキューブやドリームキャストにも移植された作品です。
物語の舞台は、バイオハザード2の時に起きたラクーンシティでのウィルス感染を舞台としており、ラクーンシティ市警の建物など、2と同じ建物や登場人物が登場します。
主人公は、1作目の主人公の一人であったジル・バレンタインでアンブレラ社の調査にいったSTARSとは別行動をしており、ラクーンシティのアンブレラの研究所を調査しており、ラクーンシティの事件に巻き込まれたという形で始まります。
すでに開発されていた、バイオハザード2の没案だったマップや使い回しが可能であったり、バイオハザード1.9として別のバイオハザードを作ろうとしていたが、急遽、1.9をバイオハザード3にしろと上部からの命令があったことから、このようなストーリーや開発時間の速さなどに影響があったともされている作品でもあります。
◆バイオハザード3から追加された定番アクションの数々
バイオハザード3では、バイオハザード1や2ではなかった様々な要素が追加されており、後のバイオハザードに影響を与えているシステムが多数あります。
向きを180度回転させるクイックターンが登場したのもこの作品からで、これを使うことで素早い動きが可能になっています。
緊急回避は他のシステムには追加されていないシステムですが、敵の攻撃に合わせて回避することにより、ダメージを受けずに攻撃を回避するという事が可能でした。
階段を登る際には、階段を調べるというアクションが必要でしたが、今作からは、階段を移動しながら登れるようになっており、それに伴い、敵も階段を登ってくるようになりました。
攻撃オブジェクトやおまけ要素のマーセナリーズが登場したのもこの作品からです。
攻撃オブジェクトは、ドラム缶や爆薬などを攻撃することでダメージを与えるという仕組みで、近くにいると自分も巻き込まれてしまうというシステムです。
その後のバイオハザードにも導入をされたシステムの原点は、この作品だったのです。
http://www.capcom.co.jp/bio_series/biohazard3.html