ドラゴンクエスト6は、エニックスが開発と発売をしているスーパーファミコン用のロールプレイングゲームです。
ドラゴンクエストシリーズの6作目であり、天空シリーズとよばれているシリーズの最初の作品です。
ゲームの開発の際には、いくつものテーマがありましたが、その中でも「発見」というテーマは、ゲームバランスの面でも色々と苦戦があったそうです。
◆天空シリーズの完結作
ドラゴンクエスト6は、天空シリーズの中では一番最初にあたる作品です。
6が天空シリーズの一番最初の物語で、ドラゴンクエスト4、ドラゴンクエスト5へと続きます。
シリーズでのまとまりはありますが、ロトシリーズのような町の名前が同じだったり、世界が同じということは無いので、世界としての繋がりはあまり無いシリーズです。
◆発見と自由のバランス
ドラゴンクエスト6では、自由度を高くするというテーマがありました。
前作のドラゴンクエスト5ではストーリーを順番に進めていくという、自由度がほぼ無い作品になってしまったため、自由度を高くするという事で移動手段が多くなっており、途中からどの順番でストーリーを進めても良いシステムになっています。
マップも広がったため、新しい街やダンジョン、ほこらを探すという楽しみもありました。
しかし、自由度が高い分難易度も高くなっており、どこに進んだらいいのかわからないというプレイヤーも多くなっていました。
また、世界が別れており、同じ名前の町があり、どちらの世界の町でイベントが起きるのかわからないという事も原因のひとつとなっていました。
ドラゴンクエスト6では、自由度を前作よりも高めましたが、次に行くべき所も、占いの館で占ってもらうことでわかるような工夫が行われていたり、レベルよりも職業の熟練度により強さが変わってくるという仕組みなので、適正レベルでないとストーリーをすすめることが出来ないという事もありませんでした。
この自由度のバランスがRPGとしての面白さを決める部分でもあります。
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