ドラゴンクエスト4はドラゴンクエストシリーズの4作目でファミコンで発売された最後のシリーズです。
ロトシリーズと呼ばれている1~3が終わり、新しい天空シリーズと呼ばれているドラゴンクエストシリーズの始まりとなった作品です。
人気のドラゴンクエストシリーズだからこそ抱える問題がドラゴンクエスト4にはありました。
その問題点が過去の作品との比較です。
◆新しいドラゴンクエストの誕生
ドラゴンクエスト4はチュンソフトが開発し、エニックスが発売したRPG作品で、ファミコンで発売された後に、プレイステーション、ニンテンドーDSでリメイクされました。
今までのドラゴンクエストとは異なるキャラクターが固定となり、全部で5章で構成されるストーリーで1章~4章が固定のキャラクターのストーリーで5章は主人公である勇者が今までのストーリーのキャラクターと出会い自分の村を滅ぼした魔王デスピサロを倒すというストーリーです。
戦闘システムに作戦システムのAIが導入されたり、馬車により仲間を多く連れていけたりと、今ではおなじみのドラゴンクエストのシステムが初めて導入されたのもこの作品からです。
◆3からの違いと悩み
ドラゴンクエストは3まででひとつの区切りとなっており、3が人気だったために、4は開発自体が行われない可能性があったそうです。
シリーズが長くなることで、駄作を生むというリスクを犯すよりは、いい作品のまま完結させたいとディレクターの中村光一氏も反対でしたが、新しいドラゴンクエストの軸であったシナリオ式のストーリーやAIシステムなどに可能性を感じたため開発をすることになりました。
ドラゴンクエスト3で、今までやりたかった事が全てやり終わっていたため、ドラゴンクエスト4で実装したシステムは、別のタイトルでの発売予定でした。
また、RPGというジャンルが他にも大量に発売されていた事もあり、今回の作品は質にこだわろうということで、ストーリーが深く作られたり、ダンジョンの仕掛けなどにこだわりを多く配置をしていました。
http://www.jp.square-enix.com/dqsp/dq4/