ドラゴンクエスト3は、ドラゴンクエストシリーズの中でも人気のある作品で、リメイクも何度も行われており、ファミコン以外にも、スーパーファミコン、ゲームボーイカラー、携帯アプリ、Wiiで発売していました。
魔王バラモスを倒した後、大魔王ゾーマが出現し、そのゾーマがいる世界である闇の世界に入りゾーマを倒すと、ルーラやキメラの翼を利用しても、主人公たちの居た元の世界に帰る事はできなくなってしまいます。
◆社会現象も引き起こしたゲーム
ドラゴンクエスト3は1988年にエニックスから発売されたファミリーコンピューター向けに発売されたゲームソフトです。
開発スタッフには前作から引き続き、千田幸信や堀井雄二、中村光一、鳥山明、すぎやまこういち氏などがいました。
発売当時は、社会現象にもなり、発売日に数キロメートルにも渡り列が出来ていました。
この現象のせいで発売日にはゲームの発売日に学校を休む子供などが出たため、人気のあるタイトルのゲームの発売日は平日以外になったとされています。
◆エンディングのメッセージと闇の世界
通常のRPGではラスボスを倒すとエンディングになりますが、ドラゴンクエストシリーズの一部では、ラスボスを倒した後に、街や城に報告をしていくというシステムがあります。
ドラゴンクエスト3では、ゾーマを倒した後に闇の世界に光が取り戻されるというストーリーですが、そのかわりに、勇者達が闇の世界にやってきた穴が閉じてしまい、戻ることができなくなってしまいます。
そして、その後は勇者達を見たものは居ないという最後を迎えます。
この理由の一つとしてシナリオライターでもあった堀井雄二氏は意外な理由を述べています。
ドラゴンクエスト3はいままでのシリーズでも膨大なストーリーであったため、エンディング後の光の世界のメッセージを考えるのに疲れたという意外な理由でした。
その結果として、光の世界でのメッセージを省く事ができ、大幅に容量を削ることに繋がっています。
http://www.jp.square-enix.com/dqsp/dq3/