人間にはおさえられると力が入っていなくても立ち上がれなくなる場所があります。
実際に自分たちの体で試してみましょう。
まず一人がしっかりと椅子に腰かけます。
正面に一人たち、こめかみ辺りを小指で抑えます。
座っている人はこめかみを抑えられている状態で立ち上がってみましょう。
すると、立ち上がれません。
これはなぜなのでしょうか?
人は立ち上がる際に体を倒して重心を前に倒してから立ち上がる動作に入ります。
そのため重心を移動させるための動作を邪魔したのが力があまり入らない小指でも立ち上がることができないのです。
体が不自由な人を立たせてから移動させる場合にもこの重心の移動は非常に重要なポイントになります。
今度は逆により簡単に立ち上がれる重心の運び方も考えてみましょう。
参考サイト
http://itami-setumeisho.com/archives/2623
楽に椅子から立つ“3つのポイント”とは!?立ち上がり方法をご紹介!!|一寸先は痛み!理学療法士が作る痛みと原因の説明書