牧場物語シリーズは、マーベラスが制作をしている牧場経営のシュミレーションゲームです。
企業名はマーベラスですが、初代はパック・イン・ビデオとなっており、その後も何度か企業名を変更しています。
牧場物語もシリーズ20周年を迎えました。
それを記念して今までの作品の集大成とした作品の『牧場物語3つの里の大切な友達』が販売されました。
3つの里が登場し、それぞれウェスタン、和風、南国という3つの舞台で活動することができます。
牧場物語 3つの里の大切な友達
http://www.bokumono.com/series/tomodachi/
◆牧場物語のユーザーは日本と海外では違いがあった
牧場物語は牧場の主となって、動物を育てたり、農業をしながら、同じ村に住んでいる人と交流をしていくというゲームです。
動物を育てて、牛乳や卵、毛を刈ったりして生計を立てていきますが、動物の世話をサボってしまうと、動物が病気になり死んでしまうという厳しい現実も味わえます。
農作物も同じで、水やりなどをサボると育ちが悪くなったり枯れてしまいます。
日本のユーザーはこういったシュミレーションをファンタジーと捉えている傾向が多く、開発している側も牧場経営はこういう感じだというのを体感してほしいという気持ちでしたが、海外のユーザーは日本とは違い、将来牧場を経営して農業で暮らしていきたいという人が牧場物語をプレイしていたそうです。
実際に農家になった人のきっかけが牧場物語をプレイしたからという人も居たそうです。
プレイスタイルの違いもあるそうで、日本ユーザーはこの時間に水撒きをして、次は村の人に話しかけて、といったように効率よくプレイをするのに対して、海外ユーザーは、のんびりとゆっくりとプレイをするという傾向があるそうです。
◆3つの里は生活リズムも季節イベントも違う
ニンテンドー3DSから発売された牧場の森3つの里の大切な友達では3つの里の住民と交流しながら自分の牧場を経営していくというスタイルです。
3つの里は、今まで通りの北米風のウェスタウンと和風のつゆくさの里、南国風のルルココ村が登場します。
里の違いは、雰囲気だけではなく生活スタイルも違います。
ウェスタウンでは平均的な時間に店が営業していますが、ルルココ村ではお昼になると休憩があるために、営業時間は変則的で夜遅くまで営業しています。
つゆくさの里は朝が早く、店が閉まる時間もかなり早いなどの里に暮らす人の生活の違いがでています。
20周年ということもあり、かなり力が入っていることがわかる作品です。
牧場経営以外のシステムも過去にあった作品の部分を引き継いでおり、結婚や住人との交流のイベントが増加されていたり、遊びやすいように新米モードの追加や、いろいろな施設や動物などの解禁も早い段階からできるようになっています。
また、遊ぶための期限が無いので自由に遊ぶことができたり、店の開店と閉店のムービーがカットできるようになっていたりとシステム面でも遊びやすくなっています。
過去に牧場物語シリーズを遊んでいた人も、これが初めての牧場シリーズという人も楽しめる工夫があるゲームです。
牧場物語 3つの里の大切な友達 紹介ムービー